性暴力を許さない~当事者として発信する~

性暴力を許さない

性被害者の当事者として発信をはじめます

性被害に遭ったのは、15年くらい前。
20を過ぎてはいたけれど、正確な年齢がわからない。
その頃の記憶はあいまいで、いつ、何が、なんて覚えていない。

ただ、5月16日という日にそれがはじまったと言うことだけは覚えている。

忘れることも出来なくて、毎年その日の周辺は調子が悪くなる。
寝込んだり、食事が全く取れなくなったり、憂鬱で、消えてしまいたいとか、ふとしたときに涙がこぼれてきたり、コントロールできないものにとりつかれてしまう。

いまも、感情は麻痺をしていて、認識もすっかり歪んでしまっている。
現実なのか夢の中なのか、わからなくなったり、生きているのかすらわからなくなったりする。
というか、この世界が現実である確信なんていつだってない。

それでも、生きてゆくことをしたいと、自分を愛したいからと、自分以外にこんなわたしを本気ですべてを抱えていくことなんてできないのだから、せっかく生き延びたのだから、生きてゆくことをしたいのだ。

今日は、ほんの少し前に、自分がこうして発信をしようと、その向かう先についてを考えていた日に、たいせつなひとたちへ書いたこの手紙を、載せます。

わたしの原点として、この気持ちを強く抱いたその日を、残したい思う。

英語だって得意じゃないけど、なんか気分がそんな感じに。
照れとかがあって、日本語で書かなかった。
けど、やっぱ、へんな文章かもだし、照れもなくなったし、書きたかった日本語も載せます。

To ordinary people with good intentions

What…Can I tell you what I’m feeling and thinking right now?
…oh, thanks, my dearests.

I am so proud of myself and my dear friends for being alive and for our lives.
I take great pride in living my life authentically.

To my dear friends somewhere in the world.

I am proud to be alive because of
all the thoughts and love you have given me.
I hope that your present and future will be even more wonderful.
i love you very much.
No matter where you are, no matter what you are doing, no matter what moment you are in,
you will always be important to me.

Surely, surely, let’s live, let’s live…live for you, who is only yours.
The wonderful, the sad, the hope and the despair are all yours.
Your mind and body are very important and belong only to you.
Let’s live. Gently illuminates even in the darkest night.
Even on days when I can’t get through it, I go to sleep, wake up, cry…
Let’s live for you, tomorrow and the future belong only to you.
Your life story is unique to you and only you can tell it.

Thank you for reading.
Hello, see you again, hello, I repeat anytime and anywhere with you.
And first of all, I want to say “Hello” to you tomorrow.
I’m sure you can do that !

書きたかった日本語でのお手紙

みなさまへ

わたしが、いま感じていること、考えていることを話したいと思う。

わたしはね、わたし自身とわたしのたいせつなひとたちが生きていることを、そして、わたしたちの人生をとても誇りに思っています。
わたしはこの人生を真摯に生きてくことを、とってもとっても誇りに思っています。

世界のどこかにいるたいせつなひとたちに言いたいことは……。

あなた(たち)がわたしに与えてくれた、すべての思いと愛があって、わたしが生きていることを誇りに思えているということ。
そして、あなたの現在と未来がもっともっと素晴らしいものになることを、願ってやまないのです。

わたしはあなたが大好き。
あなたがどこにいても、何をしていても、どんな瞬間にいても、あなた(たち)はいつもいつも、わたしにとって大切な存在なのです。

きっときっと、生きよう。生きてゆこう。
あなただけの、あなたのために生きてほしいのです。
素晴らしいことも、悲しいことも、希望も絶望もすべてあなたのもの。
あなたの心も体もとってもとっても大切なもので、あなただけのものなのなのです。

生きていこうよ、 真っ暗な夜だって、やさしく照らしてくれるのです。
乗り越えられない日でも、寝たり、起きたり、泣いたりして、あなた自身のために生きよう。
明日も未来もあなただけのもの。
あなたの人生の物語はあなただけのもの。
あなたしか正確に語ることもできないんだから。

読んでくれてありがとう。
「こんにちは」「またね」「こんにちは」
いつでも、どこでも、繰り返せたらとっても素敵だと思う。
そしてまず、明日のあなたに「こんにちは」と言いたいのです。
きっと、それができる!

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