空っぽの箱だったわたし(3)~動き出す人生~

エッセイ・コラム・雑記

はじまりは突然で、確実に進みだした。近況

それは突然だった。
Twitterで知り合った女性(年下)から、仕事の紹介をされた。

完全在宅ワーク。短時間勤務。
それは、わたしの知らないはたらき方だった。
わたしにとって、はたらくことの一番のネックは、通勤の継続ができないこと。
だから、フリーでの就労しかできないと思い込んでいた。
それでいて「創作」の分野でしかわたしには人より優れているかもしれない能力はないし、でも「好き」である「イラスト」だったりは「仕事」にしてしまったとき「描けなくなる」とわたしは分かってしまう。
「仕事」として考えたときに、特技をお金に変えることを許容できるのが「文章」だけだったのだけれど、それをどうしたら良いのかもあんまりわかっていなくて、とりあえずはじめたのが、この「ハココの森」だった。

公募に応募することは何度もしている。その中で編集さんに声をかけて頂いたこともある。けど、わたしには「小説」を書くための社会経験があまりにない。

ただ、ブログを始めると同時にTwitterを「宣伝」を兼ねて始めたことで、わたしの世界は一変した。

サバイバーとのつながり。
様々な情報を得た。
人生を見つめ直した。
そして「ライフプラン」や「夢」についてを考えている。

わたしは、将来は性暴力被害者のピアサポーターになりたい。
心理士、または社会福祉の資格を取り、専門的な知識を持ったピアになりたい。
資格を取るためには「大学」に行かなければならない。通信制にしよう。
大学に行くためには「就職」しなければ!

そんなわたしのもとに、ふっと湧いた話としての完全在宅ワークでの短時間勤務。
就活なんてしたこともない。だっていままでずーっと就労不可。だから就労なんて考えたこともなかった。

視野の狭さを思い知った。

結果として、総合人材派遣大手の特例子会社で障害者採用だったのだけれど、一次面接で堕ちました。
でも書類選考に通ったことが、わたしにとって驚きでいっぱいだった。
それだけで希望が持てた。

ある種、丸腰で挑んだとすら言える人生初の面接は散々で、緊張でガッチガチ。しどろもどろで、いつものような饒舌さも、下手に弁が立つはずのわたしも、どこにもいなかった。
でも、あまりにも多くのものを得た。

ハココ、就活を始めます!

そんなこんな、わたしは「ライフプラン」の実現に向けて、本格的な就活をしようと思いまする。
障害者採用、フルリモート(完全在宅ワーク)での短時間勤務で始める予定です。

夢は、目標は、専門知識を持った性暴力被害者のピアサポート。
そのために大学(通信制)に通う。資格を取る。
そして、そのために、まずは、就職!!!!

頑張ります!

ひとり暮らしに向けて

それと、母との同居について、世帯分離に向けて進んでいます。
見ないフリをしていたこと。
でも、自分の人生について考えはじめたら、これは避けられないことだった。
母と暮らすことのストレス。価値観の違い。軋轢。
これらがわたしの人生で「良くない影響」が多い事。
適度な距離が欲しい。
福祉に、医療に、わたしはいまも相談に駆け回ってる。

人生がようやく動き出した気がする。
ようやく、わたしを「生きる」ことを始められた気がする。

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