ハココ

性暴力を許さない

バッキー事件について

バッキー事件について。ネットにはない事実 ー バッキービジュアルプランニングについて。被害者である「美咲天使」さんについて。わたしはこのバッキー事件と言われる事柄のAV(内容は拷問でしかない)について個人的にずっと関心を持ってきた。理由は、...
詩のようなもの

詩「わたしは白猫」

わたしは白猫 わたしは涙に色があると知っているわたしの涙は墨のように真っ黒だときに粘度を帯びていて頬を裂きつつ流れ落ちる けれど誰かの涙の色は判らない涙は確かに見えているのに色は判らない涙としてしか見えない それでもわたしのものより絶対的に...
詩のようなもの

詩「ふるさと」

ふるさと わたしの空が落ちたその日のあなたの夕焼けは奇麗でしたか誰も彼も普通の顔をして今日という日を終えてゆきます 夢や希望や愛が満ちて幸福の余韻に浸っているような日を誰と彼とは普通の顔をして明日という日にするのでしょう 通りすがりの優しい...
詩のようなもの

詩「世界が終るとき」

世界が終るとき シロツメクサを器用に紡いで冠を作ってくれた長くて細い指わたしははにかんで見せてかわいいよ。笑うあなたの足元ぷつん。切れた茎の断面を見る 誰かの犠牲の上で成り立つしあわせなんてでも それが当たり前なんだろう 茜色の空を見るとど...
詩のようなもの

詩「ただいまを言えない日」

ただいまを言えない日 春の冷たい朝の空気知らない街並み 彷徨うように不満そうな顔をした子犬裸足のわたしを見上げてそっぽ向いた 確かに強く願ったはずのあの日の言葉すら見失ったらこんなからっぽの箱に意味はあるのかな 丁寧に爪を切るそれしかできな...
詩のようなもの

詩「閉じた世界より」

閉じた世界より ここは何処なの?誰がわたしなの?混乱は承知の上でただひたすらに考えるのは今夜の夕食の献立のこと 落とされる回想の鮮やかな色薄墨の空を汚す要らぬ色 遠くから聞こえる団らんの灯と耳元に響く金切り声の冷たさ堪らず 世界を閉じさせた...
詩のようなもの

詩「明日とか」

明日とか 子供の頃に夢見ていた素敵な大人にはなれなかったけど こんな自分もそれほどには悪くないんじゃないって 言えるほどにわたしは強くも弱くもなくて 今日と明日と明後日ととりあえず生きていけるけれどそんなにがんばれるわけじゃなくて クリーム...
詩のようなもの

詩「本日も晴天為り」

本日も晴天為り わたしは本棚に棲んでいる今日の髪色は桃の花瞳は若草色に染めて少し左を気にしつつ 隣の部屋で鳴り響く音楽上の階はある種の異世界下に階ではミシンが走る壁にはドアノブがずらり並んで ええ、そうね……。オレンジのネコがこっちを見てる...
詩のようなもの

詩「ナイフ」

ナイフ 明日わたしは眠ります昨日殺されましたので丁度良い頃合いかと存じます 夢は見ないと思います疲労が溜まっておりますので死んだように眠れるかと 幾つか痣がありますどうしてか消えてくれないことは気にしないことにします 右腕には柴犬を左腕には...
詩のようなもの

詩「nobody cares」

nobody cares 小さく小さくお辞儀をしましたわたしはとっても小さいから小さな挨拶しかできません 小さく小さく謝りましたわたしはとっても小さいから小さな謝罪しかできません 小さく小さくお礼をしましたわたしはとっても小さいから小さな感...