ハココのこと

障害者を取り巻くあれこれ

社会福祉に投資すること

精神障害者家族の生産性低下による経済損失は年間2兆円超。福祉の不足こそが損失を生む。PTSD・C-PTSDへの支援不足、イエ制度の限界、当事者の視点から日本の社会福祉の構造的問題を問う。福祉投資は未来への投資である。
論考

バトラー理論への批判的考察

ジュディス・バトラーの構築主義は身体的現実を無化する危険を孕む。「セックスはジェンダーによって構築される」という理論が、欧米で若者に不可逆的医療介入をもたらした現実。言語の力の過剰な強調が制度的暴力の分析を空洞化させる問題を検証。
論考

草稿:「“やめて”が快楽語と化した国――日本の性文化における拒否の言語とその喪失」

日本では「やめて」「いや」が性行為中の典型的セリフとして定着し、拒否が機能しない。この文化が性的同意を無効化する構造を当事者の体験から検証。真の性的快感とは安心・信頼・主体性の中にある。支配構造からの解放を問う。
エッセイ・コラム・雑記

支援が無かった4ヶ月

障害支援区分4、生活保護受給中のDID当事者に4ヶ月間支援が途絶えた。「助けて」に「ごめんなさい」と返す行政。福祉課長の「法的措置を取れば」という言葉。支援しやすい人から助かる構造。当事者が記録した福祉制度の現実。
ハココのこと

ハココという生物について

自己紹介的なものーまず、猫派です。猫カフェは風俗店である、と認識します。幼き日の最初の将来の夢は「パンダになる」てした。ねえ、あんたいつパンダになるの? 早くなりなさいよ。駅前で、バナナを高値で売り付けて、パンダのあんたに餌あげ体験させる商...
ハココのこと

ハココの森を作るにあたって

ハココの森を作るにあたってーハココは現在37歳の女、無職。「解離性障害」「PTSD」「発達障害グレーゾーン」で精神科に通院中です。精神障害手帳2級で、障害年金も受給させていただいてます。現在はそれなりに落ち着いて生活をしていますが、燃料切れ...