ものごとの見方

論考

日本の謝罪文化の問題点―「ごめんね」「いいよ」が壊すもの

日本特有の「謝罪の儀式」—形だけの「ごめんね」と強制される「いいよ」。幼少期から刷り込まれるこの構造が、なぜ被害者を苦しめ、正義を歪めるのか。心的外傷理論から日本社会の問題を考察します。
論考

当事者の語りが暴力になるとき

当事者の語りが、なぜ別の当事者を傷つけるのか。臨床語彙を用いた病理化ラベリング、検証不能性の構造、影響力の格差がもたらす暴力を分析。語る者と聞く者、それぞれに求められる倫理とは。
トランスとジェンダー

トランスという概念に反対です(6)〜TEAFはトランスジェンダーである〜

TEAFたちはトランスジェンダー―身体女性たちが、防犯やその権利を守るためには、もしかしたら「トランスジェンダーを名乗ることが近道かもしれない」思う。身体女性たちが反トランスを掲げるのは「フェミニズム」の観点からである。フェミニズムは「身体...
トランスとジェンダー

トランスという概念に反対です(5)~トランスしても解決しないこと~

「フェミニズムはトランスと共に」はあり得ないー前回のおさらい。それでは第5弾です。トランスジェンダーとトランス女性たちの希望というか、概念そのものへの否定をようやくぶちかまします。ここを書くために、これまでの4つがあった?のかどうかはさてお...
ものごとの見方

トランスという概念に反対です(4)~女子スポーツに参加したがるトランス女性~

MtFが女子スポーツに参加する中、FtMはどうしてる?ー前回のおさらい。それでは第4弾です。オリンピックですね!そんなわけでということではないのですが、今度はトランスとスポーツについて考えたことです。まずは、下記の二つの記事を読んでみてくだ...
ものごとの見方

トランスという概念に反対です(3)~女性スペースの問題~

性被害者の心理は「トランスフォビア」とされてー前回のおさらい。それでは第3弾です。そもそも、わたしは多様性は素晴らしいと思っていた。多様性はジェンダー解体であり、ジェンダーバイアスが無くなることを意味すると思っていたから。でも、ふたを開けて...
トランスとジェンダー

トランスという概念に反対です(2)~オートガイネフィリアの透明化~

オートガイネフィリアはトランス女性ではない?ー前回のおさらい。では、第2弾、いきましょう。まず、国連のトランスジェンダーの定義に関して「事実」か「デマ」かの争いがあることを蒸し返します。これが捏造であると言っている人がいます。が、わたしには...
トランスとジェンダー

トランスという概念に反対です(1)~トランスジェンダーについての基礎~

必要なのはトランスではなくジェンダー解体ーまずは、トランスジェンダーというものについての基礎知識を、下記サイトを参照ください。トランスジェンダーとは、身体的性と性自認が異なる人を指すセクシャリティです。具体的には、「男性の身体で生まれたが、...
性暴力を許さない

ポルノは男尊女卑思想のプロパガンダ(2)

ポルノと性犯罪の推移グラフに因果関係は証明されない。しかし規制で性犯罪が増えるなら、ポルノは性犯罪の代替行為である。性暴力トラウマによる認知の陰性変化、治療環境のない日本。当事者が論理的に解体する性産業擁護論。
性暴力を許さない

ポルノは男尊女卑のプロパガンダ

ポルノ規制で性犯罪が増えるなら、ポルノは性犯罪の代替行為。性加害は女性蔑視であり、代替行為もまた女性蔑視である。家父長制と性産業の構造的関係から、日本社会の男尊女卑思想を問う。当事者が語る社会批判。